よい睡眠とは何か？睡眠力をアップする６つの技術を紹介
2022/07/25
健康な生活のためには睡眠が大切だと言われます。
しかし、仕事が忙しく、残業がある会社では、睡眠時間が十分ではないこともあります。
単に寝ればいいというわけではありません。
どうすれば、質の高い睡眠を取ることができるのでしょうか？
この記事では睡眠について考えてみます。
いい睡眠とは？
そもそもいい睡眠とは、どんな睡眠のことをいうのでしょうか？
まずは、睡眠中に起きないとか、目覚めがすっきりして日中の活力があるなど、主観的な評価があります。
次は、睡眠サイクルや脳波を測定することで評価をする客観的な考え方があります。
しかし、結局のところは、自分の体調との連動が最も大切であるので、よい睡眠は、実感からでないと評価が難しいと言えそうです。
この記事では、よい睡眠とは、疲労感を回復させる睡眠であると定義して話を進めます。
睡眠時間はどのくらい？
人はいったい毎日何時間眠れば良いのか？
8時間とも6時間とも言われます。
しかし、実はその絶対的な基準はないとも言われます。
理由は、睡眠は体質や性、年齢など個人的な要因に影響されるためです。
結局のところ、睡眠時間は人それぞれというのが専門家の見解だったりします。
一般的に10歳までの子どもが8〜9時間なのに対し、65歳の高齢者では約6時間と、歳を重ねるにつれて必要な睡眠時間は短くなると言われています。さらに日中の活動による身体と脳の疲労度や、季節ごとの日長時間にも左右されます。8時間であれ、7時間であれ、ぐっすり眠れたと感じることができれば、その時間があなたにとってのベストな睡眠時間となります。
短眠を推奨するショートスリーパーという人たちもいます。
こうした方々は、短眠によって、時間が有効に使えるため、長時間の活動ができるということがメリットであると考えているようです。
睡眠を計測する
昨今、「スリープテック」ブームが起こっています。スリープテックとは、よりよい睡眠を実現するためのテクノロジーのことを言います。睡眠状態の計測から入眠・起床サポート、さらには睡眠の質向上を図るための専用デバイスも市販の価格で手に入ります。ほとんどのスマートウォッチには、睡眠計測機能は搭載されています。
使ってみればわかりますが、案外と寝ていない、思ったよりも寝ているという測定ができます。
脳が疲れている
睡眠は、疲れを取るためのものですが、疲れは体だけではありません。現代人は、脳が疲れているとも言われています。
体を動かさない仕事でも、疲れるのです。
とくに深刻な慢性疲労を訴えている人は、1日中パソコンに向かっているデスクワーカーでしょう。さらに、運動習慣がないとさらに眠りの質が下がります。
そんなにハードに体を使っているわけではないのに疲れている原因は、脳の疲労です。
睡眠の質を高める方法
ここからは睡眠の質を高める方法を紹介します。
１：規則正しい生活
同じ時間に起きて、同じ時間に寝ることで生活にリズムが生まれます。
２：体温が上がるための入浴
睡眠前に入浴をすると、リラックス効果で副交感神経が高まる
３：運動
適度な疲れはいい睡眠を促します。
４：食生活
胃腸の体内時計「腹時計」が正常に働くことで日々のリズムが調整されます。睡眠の3時間前までの食事が推奨されています。
５：室内温度
日本には四季があるため、それぞれの季節によって外気温は大きく変化します。当然のことながら、寝室も外気温の影響を受けますので室内の温度も変わります。気持ちよく眠れる寝室の温度も夏と冬とでは異なり、夏で28℃以下、冬で10℃といわれています。
６：寝具
寝具には寝ているときの保温と良い寝相、つまり立ち姿勢に近く体への負担が少ない姿勢、を保つというふたつの大きな役割があります。人間の体は体内時計の働きから眠ると体温が下がりますが、これは深い眠りを保つために体内から熱を出すためで発汗がおこっています。寝具はこの点を考え、吸湿性・放湿性が良く、保温性のよいことが第一条件になります。
グッズも有効
睡眠環境を整えることも、睡眠の質を高めることに役立ちます。
１：枕
２：マットレス
３：アイマスク
４：パジャマ
５：サプリメント
通販サイトなどでも紹介されているので、グッズを使ってみるのもいいでしょう。
まとめ
この記事ではよい睡眠について考えてきました。
睡眠の目的は体と脳の疲れを取り、起きている時間をエネルギッシュに過ごすことです。
また、睡眠は技術でもあります。
生活のサイクルとグッズやサプリメントを活用して、ぜひいい睡眠をとってください。
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