チラシのデザインレイアウトは縦と横、どっちがいい?
チラシのデザインを考える際、縦と横はどのように考えているでしょうか?
「なんとなく」という人が多いかもしれませんが、紙面の使い方でチラシの印象が違います。
チラシをよく作成している業種を分析するとチラシのデザインに傾向があることがわかります。
誰に何を伝えたいのかを明確にすることで、チラシのデザイン作成の参考にすることができます。
Contents
チラシのデザインには4つのパターンがある
チラシのデザインには、4つのパターンがあります。
紙面の縦横
文字列の縦横
組み合わせると4つになります。
チラシの視覚効果は?
まず、文字の流れについて考えます。図をご覧いただいて割るように、単刀直入なキャッチコピーの場合、横文字の方が目立ちやすいと言えます。
例えば、
・決算大セール!
・すごい●●!
・本日半額!
・夏期講習無料
・1分で●●できる!
と言ったものは横書きが基本となります。
ですから、イベントやコンサートのチラシなど、タイトルがメインとなるチラシも横書きが基本となります。
紙面の縦と横に関しては、広告に流れによります。横書きのキャッチコピーの場合、見込み客は上から下に見るので、
キャッチコピー
↓
ビジュアル(商品やサービス)
↓
オファー
の流れになる場合は、縦型が基本となります。下記をご覧いただいてわかるように、横型紙面で横型の文字の場合、紙面の端から端までを視界に捉えにくいので、メッセージ伝達力が弱くなります。
最もオーソドックスなチラシのデザインは、縦型×横文字となります。
チラシデザインの注意点
縦型×横文字が基本だとしても、同じようなデザインのチラシばかりだと差別化ができません。そこで、紙面を横にしたり、文字を縦にしたりなどの工夫をします。
その際、注意していただきたいのは、競合他社を意識しすぎないということです。例えば、他社が縦型×横文字なので、横型のチラシで縦文字にしようと考えないことです。大切なことは、見込み客にメッセージを伝えることです。
チラシのデザインを考える際、紙面の縦横から考えがちですが、ポイントはキャッチコピーの長さと紹介するアイテムの点数、そしてチラシを見て欲しい人です。
文字を縦にするメリット
単刀直入なキャッチコピーでない場合、見込み客にコピーを読んでもらわなければなりません。特に、2行以上になる場合は、見込み客の読みやすさを考慮する必要があります。
縦文字と横文字を検討する際、見込み客の年齢も考慮します。シニア層は本や新聞で縦文字に慣れています。逆に、PC、スマホ世代は横文字に慣れています。
シニア層むけのチラシは縦文字を使うことで読んでもらいやすくなります。
紙面を横にするメリット
紙面を横型にするメリットについて考えてみます。
視覚的には、紙面を横にすることで、広がり感を出すことができます。また、商品アイテムが多い場合は、横型のチラシの方が見やすいと言えます。特価品だけを目立たせたい場合は、縦型の横文字が有効になります。
各業種の傾向は?
昨今のチラシの傾向をリサーチしました。
通信販売
B4またはD4が多く、横型の縦文字が多い。シニア層
学習塾
B4またはD4が多く、縦型の横文字
量販店
B3が多く、横型の横文字
セオリーを破るレイアウト
チラシのセオリーとしては、B4サイズの場合、
紙面縦×文字横
紙面横×文字縦
B3の場合、
紙面横×文字横
がセオリーとなります。
セオリーを破る方法としては、
1:紙面縦×文字縦
キャッチコピーをセンターに持っていくことで目立たせることができます。
2:紙面横×文字横
写真を半分に入れることで、テキストスペースを明確にすることができます。
キャッチコピーをセンター斜めに入れることで、長くても目立たせることができます。
まとめ
この記事では、チラシの縦と横のレイアウトについて考えました。チラシはメッセージとデザインで成り立ちます。どのようなレイアウトがベストなのか、この記事を参考にしてください。また、この記事でお話ししたレウアウトの知識を持って、他社の事例を見ると、意図がわかるはずです。
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