みっともないおじさんにならないために、自分に聞きたい13の質問
「最近の若い者は・・・」というのは、ずっと昔から言われてきたことのようです。古代のエジプトのパピルスにも、そのような記述があるとかないとか。
しかし、昨今では年長者の権威は落ちていき、使えないおじさんが増えています。その証拠に企業の業績が下がれば、リストラの対象になるのは中高年です。これは、中高年がいなくても会社が回るということでしょう。一方で、経営者は比較的高齢で、その地位に長く留まる人も少なくありません。名経営者がいる半面、老害と言われる経営者も少なくありません。
要はみっともないおじさんが増えているということでしょう。この記事では、みっともないおじさんにならないために自律した考えで生きる13の質問を紹介します。
使えないおじさんが増える理由
使えないオヤジが増える理由は、３つ考えられます。
１：時代の変化の速さ
時代の変化の速さを象徴するのは、ツールです。ビジネスで使うツールはIT化が進み、アナログのおじさんは、それだけで能力が低いとみなされます。
２：情報価値の下落
インターネットの普及前は、経験による知識が重視しれましたが、昨今では検索をすればたいていの情報は入手できます。従って、年長者の経験は価値をなくしています。
３：体力の衰え
人間である以上、年齢を重ねると体力は低下します。かつては60歳で定年だったので、50代で体力がなくなっても問題はありませんでした。しかし、60歳を過ぎても仕事をしなければならない時代では、定年後も若手と比較をされてしまいます。こうした場合に体力がなくなると仕事の幅が少なくなります。
使えないおじさんはどうすればいいのか？
使えないおじさんはどうすればいいのでしょうか？
２つの方法があると思います。
１：若者と競争をして勝つ
２：尊敬される存在になる
当然ながら、２をおすすめするわけで、その方法のキモは生き方に現れます。要は若者にはできない考え方と行動をするということです。
尊敬される生き方ができているかどうかの確認のために、次の質問を自分にしてみてください。
みっともないおじさんにならないための13の質問
１：あなたは人生の素晴らしさに気づいていますか？
人生がつまらないとしたら、それはつまらなくなるように生きているからです。特に、他人の責任にして生きると人生の主導権が他人に移ってしまいます。人生の素晴らしさに気づいた人の人生は素晴らしくなります。
２：怒りをコントロールできていますか？
怒りの感情をコントロールできていない人は、稚拙に見えます。
３：何度も同じことで悩んでいませんか？
問題の解決を目指す場合は、悩みとは言いません。解決ができないか解決をしなくない問題に気持ちが向いていることを「悩む」と言います。悩みは解決ができにくい傾向があります。同じことに悩んでいる人は、頭脳が明晰だとは思われにくいと言えます。
４：困難を避けていませんか？
問題が起こったときに、逃げる人や責任転嫁をする人は尊敬されません。難しい場面になったとき、「私に任せてください。」と言えるでしょうか？
５：他人の長所を見ていますか？
人にはいい面と悪い面があります。欠点を指摘するといい感情を持たれません。一方で長所を褒めてあげると、相手はあなたに好意的になります。
６：決断ができていますか？
難しい問題に出会ったときでも、すぐに決断できる人は頼りになります。逆に先送りをする人は、信頼を無くします。
７：執着を手放していますか？
昔の実績などに執着をしていないでしょうか？どんな実績を出していても、そこに執着をしていると新しいことに目が向かなくなります。
８：知ったかぶりをしていませんか？
知らないことがあることを恥ずかしいと感じる人はいるようです。しかし、知らないものは知らないので、「教えてください。」ということも大切です。
９：人生をやり直せるとしたら、何をしますか？
人生に失敗はつきものです。後悔することもあるでしょう。仮に人生をやり直すことができれば、どんな人生を歩むでしょうか？その答えが、これからあなたがやることです。
１０：身近な人を大切にしていますか？
仕事の相手やお客さんを大切にすることはできるでしょうが、身近な人を大切にしていない人は少なくありません。大切な人を失わないようにしてください。
１１：情熱がありますか？
青春とは、ウルマンの名言にあるように、
「青春とは人生の或る期間を言うのではなく心の様相を言うのだ
優れた創造力、逞しき意志、炎ゆる情熱、怯懦を却ける勇猛心
安易を振り捨てる冒険心、こう言う様相を青春と言うのだ
年を重ねただけで人は老いない。理想を失う時に初めて老いがくる」
というように、情熱を失わない人は魅力的です。
１２：ありがとうと言えていますか？
神社はお寺にお参りに行くことも大切ですが、目の前の人に「ありがとう」と言うことで、周囲への配慮のある人だということが伝わります。
１３：主体的に動いていますか？
あなたの人生はあなたのものです。あなた次第でどのようにでもなります。人生に主導権を持っている人は尊敬されます。
まとめ
変化の激しい時代、みっともないおじさんにならないための13の質問を紹介しました。この質問は、正解を探す質問ではありません。
自分の人生をよりよく生きることで、人間性が評価されるようになります。
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