サラリーマンの11のメリットとメリットを台無しにする7つの行動

   

 

終身雇用が崩壊して、サラリーマンの立場も安泰ではないと言われます。そのような状況の中、会社に雇われない生き方を提案する人も増えています。こうした情報は勢いがあるので共感してしまいがちですが、サラリーマンにもメリットがたくさんあります。また、会社から給料を受け取っている以上、価値を提供することはビジネスマンの責務だと思います。

 

この記事では、サラリーマンのメリットについて再考し、メリットを台無しにしてしまう行動についても考えます。

 

 

サラリーマンであることのメリット

 

1:毎月給料が出る

当然のことだと考えているかもしれませんが、毎月給料が支払われて、ボーナスが出るというのは大きなことです。フリーで仕事をすると、最悪の場合、収入がなくなることもあります。

 

2:手厚い社会保険

サラリーマンは多くの社会保険に加入しています。そのうち、約半分が会社負担となります。病気で仕事ができない場合は、傷病手当が給付されますし、失業手当も保証されています。自営業の場合、雇用保険と労災保険には加入しません。

 

3:福利厚生

会社の施設を利用できたり、福利厚生サービスの契約をしている企業の場合は、レジャーを楽しむことができます。また、クラブ活動やサークル活動に補助が出ることがあります。

 

4:有給休暇が取得できる

仕事を休んでも給料が出る有給休暇はサラリーマンのメリットです。昨今では、産休や育休での長期休暇も認められていることはさらに大きなメリットでしょう。

 

5:交通費が支給される

通勤や移動の交通費が全額支給されることもメリットです。フリーランスの場合、全額自分で負担をすることになります。

 

6:交際費を使うことができる

仕事とはいえ、会社の経費で食事ができるというのも大きなメリットでしょう。自費では行くことができないお店に行くこともできます。

 

7:申告の手間がない

フリーランスになると税金などの申告の手間が多いことに気づきます。サラリーマンの場合、総務や経理が申告業務をやってくれるので、雑務をする必要がありません。

 

8:ローンが組みやすい

住宅や教育に関わるローンや賃貸住宅を契約する場合でも、サラリーマンであることで、信用を担保することができます。

 

お金に関わることだけではありません。他にもサラリーマンであることのメリットはあります。

 

9:無料で勉強できる

新入社員研修、管理職研修、その他、スキルやマネジメント研修を会社負担で受けることができます。給料ももらいながら、勉強ができるということは大きなメリットです。

 

10:組織の信用で仕事ができる

人に会う場合でも、営業に行く場合でも、個人の信用を会社が担保してくれます。特に知名度のある会社に勤めている場合は、このメリットは絶大です。

 

11:人脈

会社の看板を使うことで、社外との人脈を広げることができます。人脈は個人のものにできるので、転職や独立をした後でも有効になります。

 

 

 

サラリーマンのメットを台無しになる行動

 

では、ここからはサラリーマンであることのメリットを台無しにする行動について考えます。

 

1:自分らしさにこだわる

昨今、個人を尊重する風潮が広がったことで、自分らしく仕事をしたいという欲求が大きくなっています。結果、仕事の選り好みをするサラリーマンも増えているようです。しかし、本来、企業が企業の目的を達成するべき場所であり、そこで仕事をする人は企業の目標達成に貢献することで対価を得ています。この点を忘れて、自分らしさにこだわると、協調性のない人物と評価されてしまいます。

 

 

2:仕事意識

会社に依存しないことを表明することと、いつでも転職できるけれど、その会社に貢献しようとして仕事をする意識では、周囲が感じる信頼度が全く違います。愛社精神のなさを察知されると、重要な役職に就くことができにくくなります。

 

 

3:飲み会に参加しない

社内での飲み会は、社内のコミュニケーションを取る目的で設定されます。会社を辞めることを決断しているなら時間の無駄になるかもしれませんが、その会社で仕事をするのなら、周囲とのコミュニケーションは重要です。

 

 

4:パワハラ、セクハラを大袈裟にする

企業内でのモラルが重要です。一方で、部下が「それはパワハラですよ」という具合に、上司を脅すようなことを言うと、関わりが薄れます。結果、評価の上がるような仕事が回ってこなくなります。

 

 

5:仕事のストレスはプライベートで発散

仕事のストレスを仕事以外で発散していることも問題です。本来、いい仕事をすれば充実感があります。仕事でストレスがあるということは、仕事に問題があります。この点を改善しなければ、仕事の能力が上がりにくくなります。

 

6:上司が無能で困ると思う

サラリーマンは、上司に恵まれるかどうかが重要です。上司に恵まれないサラリーマンは不運ではあります。だからと言って、上司を無能呼ばわりしていいとは言えません。仮に、上司が無能だとすれば、批判ではなく、役職を逆転できるようにがんばればいいのです。

 

 

7:部下が使えないと思う

成長の遅い部下や要領の悪い部下はいます。しかし、彼らにダメ出しをしたところで能力が上がるわけではありません。仮に、能力がない部下がいたとすれば、その部下に活躍の場を提供できれば、マネジメントのスキルが上昇したと言えるのです。

 

 

まとめ

 

この記事では、サラリーマンであることの11のメリットとサラリーマンのメリットを台無しにする7つの行動について考えました。今後、雇用は不安定になります。特に年長者になるほど、立場は厳しいものになります。だからこそ、サラリーマンのメリットを台無しにしないように仕事をしていただきたいと思います。

 

 

 

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