LINEのビジネス活用―短文メッセージ

      2024/04/21

 

昨今、効率を重視する風潮が高まっているようです。それを象徴する言葉として、「コスパ」「タイパ」というものがあります。

一方で昔から

・安物買の銭失い

・急がば回れ

という諺もあります。

特に、タイパの象徴とも言えそうなのが、LINEによるやり取りです。短文メッセージで意思疎通ができるので、便利です。しかし、ビジネスの現場では、十分に指示が伝えきれず、逆に時間がかかってしまうことがあります。この記事では、LINEのビジネス活用について考えてみます。

 

LINEのビジネス活用

 

一昔前は、上司にLINEで休みますという連絡を入れることが失礼にあたるとされていた時期があります。しかし、昨今ではそのような感覚もなくなっています。

LINEは、メールに比べて相手のレスポンスが早くなりやすく、既読を確認できることがメリットです。また、グループLINEも作成しやすく、一度の複数人に意思疎通できることも可能です。しかし、使い方を間違えば、無用な連絡のやり取りが関係のないメンバーに通知され、大切な連絡が埋もれてしまうことがあります。

たとえば、

課長 報告書はどうした?

部下A 出しました

課長 どこに?

部下A 課長のデスクです

課長 デスクのどのあたり?

部下A 中央あたりです

というやり取りを関係のない部下Bと部下Cが見たら、その度にスマホを開かないといけません。

やり取りの往復が多いほど、効率が悪くなり、無用の連絡を受ける人が増えます。

 

 

いい指示とそうでない指示

 

報連相の原則は、

・要件を整理する

・結論が先、経緯は後

・具体的に

・事実と推測を分ける

・いつ、どこで、誰がを明確にする

・解決方法を添える

ということですから、短文で済むわけはありません。

良い指示の出し方は、

抽象表現を避けて、5W1Hと数字、期日を入れることですから、短文で済むわけはありません。

 

どうすれば?

 

結局のところ、タイパを意識するのは、やり取りの往復を減らすことに尽きます。そのためには、報告と指示、確認の区別をすることです。要は、内容を聞く必要があるものと、「はい、いいえ」で済むものを区別するということです。

 

 

まとめ

 

タイムリーにやり取りをしているから効率的ということではありません。何度のやり取りを繰り返すことで時間がかかっていることもありますし、賢い印象をなくすこともあります。

気が短い人ほど、丁寧なやり取りを心かげてはいかがでしょうか?

 

 

 

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