脳を活かして仕事をする3つのポイント
2024/01/28
人間の中枢が脳だとしたら、その活用法によって仕事ができれば成果が上げられるのではないか。
そんなことを考えてみました。
脳科学者の茂木健一郎さんによると脳には、「運動系学習」と「感覚系学習」があるようで、前者はアウトプット、後者はインプットと言えそうです。
仕事も同様で、知識や経験をインプットして、ミッションを達成するためのアウトプットで成り立ちます。
さて、脳を使ったインプットとアウトプットをどのように活用すればいいのか、実務に即して考えてみます。
仕事とは
まず、仕事とはなんぞやと定義したいと思います。読んで字の如く、「人に仕えること」と言えそうですが、人に仕えるとは、「目上の人のそばに居て、その用をする」ということですから、具体的には依頼者からの依頼を成し遂げるということになります。そして、成し遂げるレベルが対価になります。
たとえば、会社に勤める営業マンであれば、仕事は商品やサービスを販売することになります。しかし、その金額が依頼者(会社)の要求する水準に達していたければ、仕事をしたことにはなりません。
仕事とは依頼者の要求を満たし、支払われる金銭の水準を上回ることだと言えます。
情報整理
まずは、自分がどんな仕事を求められているのかを把握することが第一です。たとえば、営業マンの場合、
・セールスする(売る)
・資料を作成する
・見積もりを作成する
・発注業務を行う
・請求書出す
ということになり、管理職の場合は、
・部下の仕事の管理
・上司への報告
・会議への出席
何のための情報を整理するのかを考えた時、
・全体像を把握する
・分類する
・優先順位をつける
ということなります。
タスクがたくさんあり、それぞれの要素が違う場合は、情報が混乱しがちです。また、仕事ができる時間は最大でも1日24時間ですから、それ以上のタスクを実行することはできません。いわゆるキャパオーバーです。こうした状態にならないためにやることは仕事の全体像の把握です。
全体像を把握するためにやることは、情報を「見える化」することです。具体的には、タスクを書き出すことです。頭の中だけでの情報整理が苦手な人は、脳の視覚系分野を使うと効果的でしょう。
論理的と創造性
情報はインプットをしなければアウトプットができません。インプットとは記憶することですが、アウトプットを前提にしないと記憶として定着しません。
アウトプットをする際に重要になるのは、論理と創造です。論理とは、話の筋が通っているということです。
右脳は論理、左脳は創造性と言われますが、どう使えばいいのでしょうか?要は、左脳で論理的に考えてから、必要に応じて右脳をうまく使うのがよいのか、あるいは逆にまず右脳で考えて、それが論理的に成り立つかを左脳でチェックするのがよいのかということです。
たいていの場合、なにか面白いアイデアを思いついても、そのまま実行するのは無理があります。アイデアがユーザーに受け入れられるのか、どう広めていくのかなど、倫理的に考えることはたくさんあります。そう考えると、アイデア出しが右脳、以降は左脳を使って内容を倫理的に考えることになります。脳の使い方は、右脳→左脳となるはずです。
行動力
最後に脳と行動力について考えてみます。やらないといけないけど、すぐに行動ができないといいう人もいます。こうした場合、チャンスを逃してしまうことになりかねません。すぐに行動ができない理由も脳にあります。要は、行動するための脳の準備ができていないということです。
すぐに行動するためには、脳に準備をさせることが大切です。脳の準備とは、できることからはじめて、行動を習慣化するということです。まずは、やりやすいタスクからはじめてみましょう。
まとめ
この記事では、脳を仕事に活かす方法について考えてみました。脳の使い方を間違えば持っている能力を使うことができません。記事を参考にしていただき、脳を仕事に活かしてください。
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