「わかる」状態になるまでの5つのステップ
2023/07/29
わかるとはどういうことか?
それがわかっている人は、わかっている人だと言えます。しかし、わかっているのか分からないのかをわかることは簡単ではありません。もちろん、わかっていることもあればわかっていないこともあるでしょう。問題は、わかっていないのにわかっていると思うことです。
ということで、この記事では「わかる」ということについて考えてみます。
Contents
わかるとは、再現性のある理解
結局のところ、わかるというのはどういうことでしょうか?練習問題が解けたとしたら、わかったことになります。しかし、本番の試験で間違えてしまえば、それはわかったことになりません。
ここでは、わかるというのは、再現性のある理解と定義します。
ゴルフで「わかる」を考える
ゴルフは再現性のスポーツと言われています。基本的に同じ動きを繰り返すため、再現性の高いスイングができる人ほど、いいスコアを出すことができます。もちろん、風やコースによってもスコアは左右されますので、この点はご了承ください。
再現性のスポーツと言われるゴルフを例に「わかる」について考えてみます。
1:わかるための「知識」
わかるというためには、前提となる知識が必要です。ゴルフの場合は、ゴルフクラブによって飛距離が違うことを知らないと話になりません。コースと使用するクラブについての知識は必要です。
2:方程式
再現性があるということは、正しいスイング方法があるということです。わかっている人は、教えることができます。
この2つの動画はスイング全体についての説明をしています。
こちらの動画はクラブを上げて下ろす方法など、細かくすると次のような説明になります。
このようのわかっている人に、わかるように教えてもらっても分からないことはあります。しかし、少なくとも、場当たり的な情報ではなく、再現性のある「方程式」を知ることでわかるに近づきます。
3:応用
わかるとは、再現性のある理解だと言いました。まずは、毎回同じ説明ができることがわかっていると言えそうです。しかし、パターンが少し変わった場合でも再現性を保つためには応用が必要になります。ゴルフの場合は、自分の体の動きと連動して再現性を生むことでわかったことになります。
ゴルフの場合は、アイアンとドライバーの打ち方が違うようなので、説明も別になっています。
4:分解
わかるとは、最終的に「できる」ことだと言えそうです。しかし、わかっていない人に教える場合は、それぞれの動きを分解する必要があります。
ゴルフの場合、スイングと言っても、
アドレス(構え)→テイクバック→バックスイング→トップポジション→切り返し→ダウンスイング→インパクト→フォロースルー→フィニッシュ
があります。それぞれを分解して説明できることがわかるにつながります。
5:統一
これまで「わかる」について考えてきました。すでに混乱している方もいるかもしれませんが、わかろうとするほど物事は複雑になります。分解した情報のそれぞれにこだわると全体の調和が崩れることがあります。分解した要素を統一して理解することで、部分に戻ることもできます。わかるとは、統一し、まとめる力であるとも言えます。
結局のところ、再現性の高いゴルフスイングとは、「フェースの向きを変えない」ということになります。
「要するに・・・」と話す場合は、まとめた言い方になっていることが多いでしょう。
https://www.youtube.com/shorts/e4eX9YoCs_s
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結局のところ・・・
「要するに」でわかる人は、すでに物事の構造がわかっている人であるため、知識不足に人には通用しません。このように、「わかる」というのは案外と難しいのです。
まとめ
この記事では、「わかる」ということを、ゴルフスイングを例にして考えてみました。簡単にわからないからゴルフが面白いわけで、プロとアマには大きな違いがあるのです。一方でわかる境地に達すると、その道の専門家になることもできます。ゴルフに限らず、「わかる」ということを考えてみることも、人間の深みにつながるのではないかと思います。
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