ブーメランフックとはどんなパンチ??
大晦日に格闘技の試合が定着をして数年になります。
かつて、もっと大きな盛り上がりがありました。
空手団体・正道会館の石井和義氏が1993年に創設した打撃系格闘技イベントとして立ち上げたK-1はその中心でした。当時のK−1はヘビー級が主体であり、体格の大きな外国人選手の豪快な試合が人気でした。
その中で、体格的には大きくないものの、K Oを量産していたのが、南海の黒豹と呼ばれていたレイ・セフォー選手です。
セフォー選手の武器は、「ブーメランフック」と呼ばれるパンチでした。
この記事では、ブーメランフックについて紹介をします。
Contents
ブーメランとは?
ブーメランについて、一般的な人が想像するのは、くの字型になった狩猟に使う武器でしょう。手で投げて飛ばすことができて、投げた後にある程度の距離を飛行した後に手元に帰ってくる種類が特に有名です。
ブーメランというのは、自分に返ってくるという意味でも使われます。ネット上の発言が自分に戻ってきて、炎上するという例えにも使われています。
少し話がそれますが、最近のブーメランはこちら
「清原和博 新庄監督の服装に苦言も現役時代の素行がブーメラン…ホリエモンからも皮肉」
ブーメランフックとは?
もうひとつのブーメランの特徴は、外側から円を描くように投げるという点でしょう。
この投げ方とセフォー選手のフックの起動が、外側から大きく回ってくるパンチであることと共通していることからついたネーミングだと思われます。
ブーメランフックとは、レイ・セフォー選手の必殺技ですが、類似したパンチは「リングにかけろ」のキャクターのパンチとして登場します。
それがこちら
普通のフックとどう違う?
通常のフックは、肘を曲げて側面から横方向へ打つパンチのことを言います。フックはジャブやストレートよりもガードがしづらく、ダメージが大きい打撃でコンビネーションの要にもなります。特徴は、相手の脳を揺さぶることで、平衡感覚を失わせることです。
しかし、フックは、横方向にパンチを打つため、真っ直ぐに打つパンチよりも相手との距離が近くなりがちです。蹴りが許されているキックボクシングにおいて、相手との距離が近づくことは、相手の攻撃を被弾する可能性も高まります。
プロが教えるフックの打ち方はこちら
左フックの打ち方|フォームを良くする練習
当時のキックボクシング界は?
当時のK−1の代表的な選手の身長は、次のようになります。
ピーター・アーツ(192センチ)
ブランコ・シカティック(189センチ)
アーネスト・ホースト(190センチ)
ジェロム・レ・バンナ(190センチ)
レイ・セフォー(183センチ)
セフォー選手はリーチの長い選手ではありません。ですから、距離の近いフックを打つことはリスクがあったと想定できます。
ちなみに、さらに小柄だったのは、アンディ・フグ選手で(180センチ)、体格的な不利を闘志と技術力でカバーしていたファイトスタイルは人気でした。
実際のブーメランフック
では、実際のブーメランフックをご覧ください。その威力の凄まじさが分かるでしょう。
【K1】南海の黒豹!!!レイ・セフォーのブーメランフック!!!【凄まじい破壊力】
まとめ
この記事では、K−1で活躍したレイ・セフォー選手のブーメランフックについて情報を集めました。格闘家には、得意な技があります。相手がわかっていても攻撃をもらってしまうというのが必殺技です。
格闘技を見る際は、選手の得意技を知っておくと、さらに面白くなるでしょう。
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