50代の起業でリスクを小さくしてはじめる方法

      2023/07/05

 

50代になったら定年まで後10年というのは昔の話になっています。年金は65歳からに引き上げられて、人生100年時代と言われるように寿命も伸びています。

仕事をしなければならない年齢はどんどん伸びていく反面、50代で役職定年という制度も一般化しました。

役職がなくなっても会社で仕事を続けるのか、起業をするのか。

50代の起業は案外と成功率が高いのではないかと思います。そこで、この記事では、50代の起業について考えてみます。

 

 

役職定年

 

役職定年制度とは名前の通り、役員や部長、課長等の役職ごとに定年を設ける制度です。目的は、企業内の世代交代をはかることです。たとえば、ある企業で定年退職の年齢が60歳、部長職の定年が55歳の場合、55歳の年を終えたら部長職から退き、定年退職までの5年間は別の職位・ポストで過ごすということです。しかし、重要ポストにつけば世代交代が進まないため、待遇面では下がることが少なくありません。

 

50歳の仕事人生は後10年?

 

60歳で定年になるとしても、年金の受給は65歳に引き上げられています。

総務省の家計調査報告によると、高齢無職世帯(夫65歳以上、妻60歳以上の夫婦のみの無職世帯)の公的年金などの社会保障給付は平均で1カ月約19万円となります。それに対し月々の支出額は約27万円となるため、毎月8万円程度、年間だと96万円程度が不足することになります。老後期間が20年の場合1,920万円、25年で2,400万円が必要となり、さらに生活費以外にも住居のリフォームや医療費などを考慮すると、老後資金は3,000万円程度が目安であると考えられています。

出典

https://www.stat.go.jp/data/kakei/index3.html

定年後に安定した生活ができる蓄えを持つことは簡単ではないようです。

 

 

定年制度はいつから?

 

定年制度の歴史を振り返ると、昭和初期に55歳定年制度がスタートしているようです。サザエさんに登場する父親の波平さんの年齢が54歳という設定であることも納得できます。1955年の男性の平均寿命は63.6歳ですから、妥当な設定なのです。

その後、1998年に60歳定年がスタートします。1990年の男性の平均寿命は75.92歳ですから、10年以上寿命が伸びていることになります。老後の資金を年金だけで賄うわけにはいかず、定年後の仕事をすることが一般化してきた時期です。

 

仕事を続けるか、リタイヤするか?

 

65歳で定年をしたとして、老後の蓄えがあれば仕事をする必要はありません。しかし、仕事をしてきた人が仕事のない日常を過ごすのは時間を持て余します。一方で老後の資金が足りない場合は、仕事をしてお金を稼がなければなりません。

仕事を続けるのか、リタイヤするのか。仕事を続けるとしたらどんな働き方をするのかを明確にしておくといいでしょう。

 

起業という選択肢

 

仕事をするにあたって、どこかの会社に勤めること以外に、起業という選択肢もあります。起業には、事業とスキル販売という方法があります。スキル販売とは、技術や専門知識を活かしたフリーランス活動があります。スキル販売に関しては、会社を設立する必要もなく、資金もかかりません。

スキル販売サイトに登録をすれば、注文が入り次第、仕事をすることができます。

 

専門分野

 

専門分野と言っても、特殊な知識や技術だけではありません。たとえば、ファッションのアドバイスは服飾業界の人なら知識を持っているでしょうし、ダイエットならジムのインストラクターは得意分野でしょう。他にもエアコン掃除や庭の手入れなど、専門分野は多岐に渡ります。買いたい人がいれば、それは専門分野になり、起業は可能です。特に、50代の人は人間的な信頼性も高いので、起業に向いていると考えることもできます。

 

小さくやってみる

 

とは言え、起業をするのは勇気が要ります。そこで、小さくはじめてみることをおすすめします。いきなりホームページを作成しても、検索順位が上がらないため、誰も見てくれません。そこでお勧めしたいのが、スキル販売のポータルサイトです。ここでは集客はポータルサイトがやってくれるので、こちらは自分のスキルを魅力的に宣伝すればいいことになります。シンプルな話、価格を安くすれば仕事を発注される可能性が高まります。感覚がわかれば価格を上げていき、収益を高めることも可能です。

うまくいかなければ取り下げて、会社員になることもできます。

スキル販売の起業を小さく始めてみてはいかがでしょうか?

 

まとめ

 

この記事では、50代の起業について考えました。専門知識があり、スキルが高くても、企業内での世代交代が優先されて、役職定年になってしまう場合は、起業を考えてもいいのではないでしょうか。

小さくはじめてリスクを少なくすれば、起業は怖いものではありません。

 

 

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