人に備わる3つの運と運に恵まれる3つの行動
あなたは自分が運に恵まれていると思っているでしょうか。
誰でも運に恵まれたいと思っているでしょうが、実際の行動は運を引き寄せない行動をしていることが珍しくありません。
この記事では、成功している人が、運についてどのように考えているのかを紹介します。
運に恵まれるとは、努力が実るということ
成功者は例外なく、自分は運に恵まれていると思っています。自分の成功は実力によるだけのものではないことを自覚しています。だから、様々なことに感謝することができます。ここで重要なことは、成功者は実力と運を兼ね備えているということです。もちろん、本人もそのことを自覚しているので、他力本願のお祈りに頼ったりしません。
仮に、彼らが運に恵まれてなかったらどうするのでしょうか?
やはり、運を引き寄せるための行動をすると思います。
成功者は、運には天からもたらされるものと自分の努力で引き寄せられる運があることを知っています。
運に恵まれるということは、努力が実るということなのです。
天が運ぶ運と自分で運ぶ運
HISの澤田秀雄さんも著書『運をつかむ技術: 18年間赤字のハウステンボスを1年で黒字化した秘密』(小学館)で「天が運んでくるものと自分で運ぶ運がある」と話しています。
澤田さんによれば、自分で運ぶ運のほうが人生に与える影響は大きいとのことです。
そもそも運は、誰がどのように運んでくるものでしょうか?
結論から言えば、運は運のいい人が運んでくるものです。
たとえば、営業で飛び込み訪問をしました。どの会社も門前払いをされます。挫けそうになったけれども、後1社だけ訪問しようと気持ちを高めます。出てきた人は話を聞いてくれて、「こんなことはできないか?」と提案を依頼してくれました。すぐに会社に戻り、翌日には提案書を持参します。すると、稟議を通すと言ってくれて、3日後には仕事を発注してくれました。後でわかったことですが、その人は将来の幹部候補でした。という話があったとしましょう。
こうした話を出来過ぎで現実的ではないと思うのか、自分にも同じことが起こるかもしれないと営業活動をするのかで運に恵まれるかどうかは違ってきます。
運をよくしようと思うなら、運のいい人と付き合うことが最も近道なのです。運のいい人と付き合う方法は、澤田さんの著書には、
・明るく元気でいること
・仕事は1.2倍のスピードで2割増しの仕上がりにすること
とあります。
意外性のない答えかもしれませんが、運に恵まれるためには特別な行動が必要ではないことがわかります。
人に備わる3つの運
運はコントロール可能だという考えは、テレビスターの萩本欽一さんにも共通した意見です。
欽ちゃんは、著書『ダメなときほど運はたまる ~だれでも「運のいい人」になれる50のヒント~ 』(廣済堂新書)で3つの運があると語っています。
生まれながらの運
人が運んでくれる運
努力した人にやってくる運
ここでも、運は天が運んでくるだけないことがわかるでしょう。
欽ちゃんと澤田さんに共通していることは、
・どんな時も明るく振る舞う
・明るい言葉を使う
・運が悪い時は、よくなることを信じて待つ
そんなことで本当に運が引き寄せられるのかと思うかもしれませんね。そう思ったら考えて欲しいことが、この共通点を実行することにはお金もかからないし、デメリットはないということです。
運を掴んだ人が実践していることを実践せず、不運だと思っている自分の信条を優先するなら、運のいい人を遠ざけていることになります。
もちろん、人生には、上向きの時と下向きの時があります。常に上向きの時は注意が必要だし、下向きの時は腐らずに元気に振る舞うことが大切です。
成功者が話している運をコントロールする方法は、特段難しい話ではありません。ぜひ、やってみることをおすすめします。
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