【ボスパート】扱いにくいパートさんとうまくやっていく6つのコツ
2022/05/30
あなたの職場にボスパートさんはいないでしょうか？
ボスパートとは、言葉の通り、職場でボストして君臨しているパートさんのことです。
親分肌なので、面倒見がいい人の場合は、社員以上に職場に貢献します。しかし、職場が求めるように動いてくれない場合、雰囲気が一気に悪くなります。雰囲気の悪い職場では、真面目なパートさんが辞めていくという事態が発生します。
採用にコストもかかるし、辞められては大変。しかし、いてもらっても困る。
この記事では、ボスパートさんの6つのパターンと対処法を紹介します。
ボスパート6つのパターンと対処法
１：女王タイプ
女王様にように振舞うタイプのパートさんのことを言います。基本的には自分が動かずに指示を出すだけ。気に入らないことがあれば、キレやすいという特徴があります。パートさん内でも、上下の序列をつけて、常に自分が上のポジションにいます。自分に従順な人には面倒見がいい反面、言うことを聞かないパートさんがいればいじめることもあります。
元々の性格的なものなので、変えていくことは難しいため、常に周囲が気を使う状態が続きます。
【対処法】
最も確実な対処法は、社員がボスパートさんと他のパートさんの間に入って、調整をすることです。どのようなことが起こっているのかをヒアリングして、ボスパートさんに態度を改めてもらうように話をすることです。しかし、言い方を間違うと、「辞めてやる」という具合に問題が大きくなるので、下手に出ながら、話をすることをおすすめします。その際の注意点は、必ず態度を改めてもらうということです。下手に出過ぎると、さらに言うことを聞かなくなってしまいます。
２：お喋りタイプ
誰彼構わずに話しかけるので仕事が進まないタイプのパートさんがいます。このタイプも職場の中心的な存在であることが多く、話しかけられた人は無視できません。自分が話をしている間の時間感覚がズレているので、30分話をしても、「5分くらい」と思っていることがあります。
【対処法】
できるだけ一人で仕事をさせることです。そうしても、話しかけにいくので、その場合は話をする時間を減らすように仕事のノルマを与えてみてはいかがでしょうか。
３：むりむりタイプ
何を言っても「むりです」というタイプです。自分はかなり忙しいと思っているか、できるだけ仕事をしたくないと思っているので、仕事をさせることが難しいと言えます。影響力がある人なら、周囲の生産性も下がってしまいます。
【対処法】
これまでと違う仕事をさせてみます。その際には、ハードルが高めのノルマを課してみてはいかがでしょうか。忘れてはいけないのは、ノルマを達成した時は、大袈裟なくらいに褒めるということです。「仕事できますよ！」という具合に褒めてやる気を引き出します。
４：古株
社員よりも古くて、現場のことをよく知っているパートさんも厄介です。特に若手の社員さんが担当をする場合は、前任者のことも知っているので「前の人は・・・」的なことを言われるので、評価が逆になってしまうこともあります。
【対処法】
教えてもらう立場になりながら、上手に使っていくことが付き合いのコツです。
５：いじめっ子タイプ
気に入らない後輩をいじめるパターンです。たいていは人の好き嫌いでいじめをするのですが、中には自分の不機嫌さから八つ当たりをする人がいます。自分の生活の不満足感を周囲への圧力で解消するので、抑えが効きにくくなります。圧が強いので、他のパートさんも忖度してしまいます。
誰もがいじめっ子タイプの人の顔色を伺うようになるので、職場はその人の機嫌に左右されてしまいます。
【対処法】
最初は、ご機嫌を取り、気分よく仕事をしてもらうことに配慮しましょう。しかし、改善が見られない場合、毅然とした態度で対応をすることが重要です。最終的には、辞めてもらってもいいくらいの態度で対応します。注意点は自主的に退職意思を示してもらうことです。
６：被害者タイプ
誰かに何かを言われたなど、やたらと相談をしてくるタイプです。ボスではありませんが、職場をかき乱すことがよくあります。人に取り入るのが上手であるとも言えるので、周囲からえこひいきをしているように見えてしまいます。
【対処法】
仕事と感情を分けて対応します。被害が及ばないように、単独での仕事をさせると良いでしょう。
まとめ
この記事では、ボスパートというキーワードで、職場で問題になりやすいパートさんについて紹介をしました。人件費の削減や採用の難しさからパートさんを戦力にできるかどうかは企業の生産性に影響します。パートさんを味方にできるように、上手に付き合いましょう。
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