経営者意識のある社員と言われる7つのポイント

      2022/05/13

 

「社内で経営者意識を持て」と言われたことはありませんか?

本質的に経営者と従業員は、利害が逆になります。

給料以上の仕事をさせたい経営者と給料以上に仕事をしているなら、さらに給料を上げてほしい従業員。

こうした矛盾の中で、「経営者意識」を持つことの大切さが説かれることがあります。

ところで、経営者意識とはなんでしょうか?

この記事では、従業員が経営者意識を持つことについて考えてみます。

 

 

経営者意識とは?

経営者意識とは、文字通り「経営者の意識」であるということです。

名経営者の稲盛和夫さんは、経営者意識のある社員を育成する方法として、アメーバ経営を推奨しています。

組織を「アメーバ」と呼ばれる小さな組織に分割することで、会社を中小企業の連合体のような構成にします。各アメーバの経営をリーダーに任せることで、経営者意識を持った人材を育成します。

手順は次の通りです。

1:大きな組織を「アメーバ」と呼ばれる小集団に分ける

2:アメーバ毎にリーダーを任命して、経営計画、実績管理、労務管理、資材発注等、経営全般を任せ、共同経営者としての仲間を増やす

つまり、経営者意識とはリーダーを育成するということになりそうです。

 

経営者意識を持つと、何がいいのか?

結論から言えば、経営者に好かれるということです。

リーダーに抜擢されますし、成果を出せば、評価が上がるということです。当然ながら、出世もしやすいし、給料も上がります。

自分にとっても、経営者意識を持つメリットは大きいと言えます。

 

経営者意識1:目的を持っている

仕事に目的があります。

・こんな会社にして行こう

・売上はどのくらいにしたいのか

経営者なら目的を持っています。

従業員の場合は、部署の目的でも構いません。もちろん、自分が仕事をする目的でも構いません。

仕事の目的をはっきりと言えることが経営者意識の第一歩です。

 

経営者意識2:先の予想ができる

目的があれば目標が生まれます。目標とは数字です。

目標を達成できるのかどうか、先を予測するのが経営者意識です。もちろん、難しい場合は手を打つ必要があります。

衰退し、倒産していく企業は、茹でガエル状態を続けています。理由は、経営者に経営者意識が足りないからです。

 

経営者意識3:全体が見える

営業と製造部は、対立することがあります。売れない理由は営業力なのか製品力なのか。無理な納期を引き受けるべきか、計画通りに仕事をするべきなのか。何かと対立をしがちなので、部署のトップとしての目線にいるからです。その場合にどちらを優先すればいいのかは、全体を見ている人でないとわかりません。それが経営者意識です。

 

経営者意識4:タスクに分解ができる

目標を達成するために、何をしていけばいいのか?

厳しい状況にある企業は、コストを抑えることになります。

どの部署が、どんなコストダウンをするのかをリスト化して、合計でどれだけのコストダウンができるのかを把握することができれば、経営者意識が高いと言えます。

 

経営者意識5:チェックを忘れない

言いっぱなしではなく、進捗のチェックをすることも大切です。指示をしたら仕事が終わりではありません。スケジュールに従って、チェックをすることも経営者意識があると言えます。

 

経営者意識6:次の目標を設定することができる

目的とは、目標を達成し続ける先の長い旅です。経営には終わりはありません。目的を立てれば、その過程で目標があります。達成すれば次の目標を設定できるというのが、経営者意識があるということです。

 

経営者意識7:責任を持つ

目標を達成することに責任を持つことも経営者意識と言えます。達成すれば相応の評価を得て、達成できなければ、責任を取る覚悟を持つということです。もちろん、退職などをする必要はありません。仕事に対する意識の問題です。

 

まとめ

この記事では経営者意識について考えました。経営者と従業員は、利害が対立するからこそ、経営者意識を持つ従業員がリーダーに選ばれます。

今日から、経営者意識を持ってみてはいかがでしょうか。

 

 

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