なぜ、自分は正しいと確信して、人を攻撃してしまうのか?
2022/12/15

人をバッシングする事例が多くなりました。
たとえば、先日、プリンセスの結婚に反対するデモが行われました(2021年10月)
税金から投入される一時金を辞退しても、結婚自体に反対をする意味があるのかと個人的には疑問ですが、「皇室を護りたい」「茶番会見やめろ」「小室母子の血税横領疑惑を調査せよ」などのプラカードを各々が掲げた点を見ると、当人たちには意味があるものなのでしょう。
他にも、東京オリンピックの演出陣がギリギリになって、過去の失言を理由に辞任をすることになりました。
失敗は許されないのか?
この問いに関して、「許されない」という人は少数しょう。
しかし、部分的には、失敗(逆に言えば、自分は正しいと思っている)を主張する人も少なくありません。
なぜ、人は自分が正しいと思って他人を攻撃するのでしょうか?
理由を考えてみました。
なぜ、攻撃が強化されてきたのか?
昨今、特定の人を集中攻撃しやすくなった理由は、SNSでしょう。
ターゲットとなる人物にダイレクトにメッセージを送ることができて、かつ周囲が可視化できることで、乗っかりやすくなっていると言えます。こうした状況下では、小さな動きが大きな動きにつながることがあります。
スポーツの試合でスタンドから選手をやじる人がいましたが、SNSは24時間365日、ヤジを飛ばすことができるのです。
企業はもちろん、政治にも影響があります。ですから、評価を気にする人からすれば、SNSはかなりの脅威です。
なぜ、人は自分が正しいと思うのか?
いくら気に食わないことがあったとしても、関係のない人が関係のない人をバッシングしていいとは言えません。
攻撃をする理由は、自分が正しいと思っているからでしょう。ある意味では、宗教思想と同じです。
合理的な善悪ではなく、思想による対立は過激になるだけで、落とし所を見つけるのが難しいと言えます。
また、善と悪を二分する情報が拡散すれば、自分が正しいと思っていることの逆の思想を攻撃します。さらに、多勢に無勢。悪を徹底的に攻撃することに拍車がかかります。
問題は、悪を錯覚することでしょう。
テレビドラマの悪役は、役でしかありません。悪役レスラーも役です。冷静になればわかるようなことでも、正しさに囚われた人には、役の行動が悪になってしまうのです。
自分の正しさを検証する
もし、正しいことがあるとしたら、その人は正しい人生を歩んでいるはずです。部分的な善悪ではなく、自分は正しい人生を歩んでいるのかと検証すれば、正しさの呪縛から解き放たれるでしょう。
1:思い通りの人生を歩んでいるか?
人のことをとやかく言う前に、自分の人生を振り返ってみるといいでしょう。思い通りの人生を歩めているかどうか。思い通りではないから、他人に正しさをぶつけているなら、動機が正しくないと言えるのではないでしょうか。
2:健康を維持できているか?
心身ともに健康でないとしたら、ライフスタイルに問題があるかもしれません。栄養状態が悪いと怒りやすくなることもあるので、健康を害しているなら、自分のケアを優先しましょう。
3:怒りをコントロールできているか?
意見をいうことと怒ることは全く違います。怒りに任せて正しさを主張しているとしたら、人を傷つけているかもしれません。
意識を変えていく方法
正しさに固執しないように、自分の意識を変えていく方法について考えてみます。
1:考え方をシフトする
正しさを主張したくなったら、逆に考えをしている人の思考になってみるといいでしょう。
違う考え方もあることに気づきます。
2:モノの見え方
どんなに不況になっても、収益を上げている人はいます。世界は同じでも、モノの見方で全く違ったものになります。
逆から見てみる、斜めから見てみる。特に、他者になって、自分を見ることも効果的です。
3:体の動き
考え方を変えることは難しい場合は、体の動きを変えてみることも効果的です。例えば、落ち込んだ時に、上をみたら落ち込むことはできません。スキップをすれば気持ちも上がります。
4:捨ててみる
ものを捨ててみることもおすすめです。ものが動かずに停滞していると運気も停滞しがちです。
5:結果を出す
小さなことでも目標をクリアするまでがんばってみると、自分の意外な才能に気づくことがあります。
6:思いやり
バッシングされている人を弁護してみるのはいかがでしょうか。
まとめ
この記事では、自分が正しいと思うことで、他人を攻撃する理由について考えてみました。
世の中には多様な意見があります。自分と違う考えの方がいても当然です。
また、正しいのか正しくないのかは、状況によって変わることがあります。
ひとつ言える事があるとしたら、人は本質的に平等であるので、他人をバッシングする権利は道徳的にはないという事でしょう。
記事をきっかけに自分の「正しさ」について考えてみては以下はでしょう。
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