チラシの反応率を上げる11の改善提案

   

 

大手企業は盛んに折込チラシを投下します。

通販企業はもちろん、大手流通、飲食チェーンも毎週のごとくチラシを折込んでいます。

その理由は効果があるからでしょう。

インターネット広告の配信が増えても、折込チラシが投下される理由は、スマホ利用が少ない世代へのリーチと検索をしないユーザーへのプッシュ型リーチができるからです。

たとえば、スーパーの場合、今日のお買い得品を検索するよりも、チラシを見れば一目瞭然です。このように、チラシは視覚性の良さという大きな武器を持っています。

一方で、インターネット広告のように細かくテストをするわけにはいきません。

ですから、一回一回の広告に意図と工夫をしなければ、広告予算を無駄にしてしまいます。この記事では、折込チラシの反応を上げるための工夫を紹介します。

 

 

折込チラシで成功する方法

 

まず、折込チラシの作成において、感覚的に作るのは得策とは言えません。デザイナーに丸投げというのもお勧めできません。美しいデザインよりも大切なことは、反応を取るということだからです。

そのためには、身もふたもない話かもしれませんが、大手のチラシを参考にするということが大前提です。

大手企業のチラシには、多額の広告費を投入して蓄積されたノウハウがあるからです。

 

しかし、そのまま真似るというのは盗作になってしまいますので、要素を参考になるようにしましょう。

 

参考にする要素は、以下になります

 

キャッチコピー

キャッチコピーを捕捉するビジュアル

ユーザーベネフィット

製品説明

オファー

連絡方法

 

信頼性を高める情報

・検査データ

・お客様の声

・開発者

・工場紹介

 

大手のチラシの中でも繰り返し織り込まれているものは反応率が高いと予想できます。そうしたチラシを収集しておきましょう。

 

 

 

チラシの反応を上げるための11の改善

 

では、実際に折込チラシを投下して、思うような反応が取れなかった場合はどうすればいいでしょうか?

方法は2つで、

・全く違うデザインにする

・細かく改善をしていく

反応が全く取れなかった場合は、0から考え直すことも必要になります。一方で、若干でも反応はあった場合は、これから紹介をする改善を加えることで、反応率が上がることがあります。

 

 

1:キャッチコピーを変えてみる

研究の成果により、人は得をするよりも損をしないことに敏感であることがわかっています。ですから、得があるというコピーから損を回避できるというキャッチコピーに変えてみます。

 

たとえば、

グッすり眠ることができる

浅い眠りを改善する

 

 

2:写真を変える

 

同じキャッチコピーでも写真によって印象が違います。

どちらが大富豪でしょうか?

 

実際のところはわかりませんが、大富豪に見える写真が正解です。

 

 

3:オファーを変える

オファーとは生活者への提案です。通販の場合は、割引価格を用いられることが多いですが、提示方法も重要です。

たとえば、

初回に限り

60日分4,000円

30日分3,000円

とした場合、おそらくは60日分をお得と感じる人が多いでしょう・

無料というのは最大のオファーですが、怪しいと感じられることもあります。

 

 

4:コールトゥーアクション

申込方法が簡単であるということも重要です。昨今のチラシでは、電話、インターネット、ハガキによる申し込み方法が記載されています。もちろん、電話が有効であることは間違いありません。

 

 

5:色変更

アクションしやすい色というものがあります。販売しているものが税務相談であれば青かグリーン、お得な商品であれば赤かオレンジなど、訴求内容と色があっていない可能性があります。

 

 

 

6:割引価格に理由をつける

 

営業マンが「原価ギリギリです」とか「赤字です」と言っても信用するお客様は少ないでしょう。仮に、本当に赤字であっても信じる人は少ないので、割引をしている理由を入れて信用性を高めます。

 

 

7:ベネフィットを追加する

 

製品スペックと顧客ベネフィットは違います。

たとえば

高音質(製品スペック)→映画館の音質を自宅で(顧客ベネフィット)」

 

 

8:顔写真を入れる

人が何に注目をするのかと言いますと、やはり人の顔です。チラシの中に顔が入っていない場合は、顔を入れてみてはいかがでしょう?

 

 

9:文章を簡潔にする

文章が長いと読まれないことがあります。長い文章は箇条書きにしてみましょう。

 

 

10:欠点も伝える

いいことばかり言っても信用されない場合は、製品の欠点も訴求してみます。今でも、「倒産フェア」に人が集まるのは、安い理由が理解できるからです。

 

 

11:要素を削る

全体的に情報が多く、見にくい場合は、要素を削ってみましょう。

 

 

 

まとめ

 

この記事では、折込チラシの反応率を上げるための11の改善提案を紹介しました。チラシはテストが難しいですが、効果は期待できる有効な広告媒体です。粘り強く改善をしていくことで反応率の高いチラシを作成してください。

 

 

 

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