ありそうでなかった、あったらいいなを商品にする８つの方法
世の中には、ありそうでなかった製品が大ヒットすることがあります。
こうしたヒット製品を見た後は、自分でも考えられそうな気がしますが、そんなに甘いものでもありません。
できそうな気がするけど難しい。しかし、やってみたい。
そんな人に向けて、ありそうでなかった、あったらいいなを形にしたヒット製品と思考法を紹介します。
言われれば、あたりまえの発明品
釣り竿の先に取り付けるピンチ式の釣り鈴は、釣り趣味には愛用品で、発明者は４千700万円の特許料を得たそうです。
どういうものかと言いますと、釣竿の先に鈴がついているというもので、まさに、そのまんまです。
https://www.hatsumei.or.jp/idea/hit.html
夜釣りなどで竿の先が見えにくい時に便利ですね。現在では、複数の製品が販売されています。発明者はその度に特許料を取得することになります。
こうしたアイデアはどのように生まれるのか、発明の流れを考察してみます。
ヒット商品が生まれるポイント
まず考えるべきは、どのようなアイデアが有効であるかということです。
パターンを紹介します。
・思いも寄らない
思いのよらない発明の例としてはインスタントラーメンがよいのではないかと思います。「お湯をかけて2分間」とうたう味付即席めんは、「魔法のラーメン」と呼ばれました。人の想像力を超えた製品と言えそうです。
・予想を超える
マグロの養殖は難しいとされてきました。しかし、近年では、養殖マグロの味は天然物と遜色ないとまで言われています。マグロの完全養殖とは、人工ふ化した仔魚を親魚まで育て、その親魚から採卵し、人工ふ化させて次の世代を生み出していく技術。これにより天然資源に頼らず、すべてのプロセスを人工下で育てることが可能になっています。
・あったらいいな
カラオケの発明は、歌好きの友人が旅先でも歌えるよう曲の演奏をテープに録音してあげたのがきっかけでした。その後、カセットデッキにアンプとコインボックスを付け１００円を入れるとテープの伴奏に合わせて歌える「エイトジューク」を開発して、飲み屋などに置いたところ、爆発的にヒットしました。
昨今、インスタグラムを彩るために、吹き出しノートがヒットしています。
https://item.rakuten.co.jp/sadafeel/sw-fn/?scid=af_pc_etc&sc2id=af_101_0_0
・不便を解消する
洗ったタオルを上から乗せるだけで先入れ先出しができるという多乙ボックスは、アイデアで不便を解消しています。
https://togetter.com/li/1627551
他には、買い物袋で手が痛いという不便を解消する「買い物袋グリップ」も秀逸なアイデアでしょう。
・より便利にする
包丁でキャベツの千切りができない人向けには、キャベツピーラーが便利です。100円ショップで購入できる優れものです。
https://item.rakuten.co.jp/livingut/351527/
・逆転の発想
剥がれるノリとして、ヒット製品になったポストイットが逆転の発想で生まれました。車が大型化していく中で生まれた軽自動車も逆転の発想ですし、健康に良いコーラ／「キリン メッツ コーラ」（キリンビバレッジ）というのも同様です。
・ありそうでなかったもの
透明の収納ケースはありそうでなかったものでしょう。カラーケースは色付きで、色にとって中身をわけて使われていたようですが、シーズンが過ぎれば何を入れたのかを憶えていません。そこで透明にすることで中身が見えます。
・エコ・リサイクル
昨今では地球環境に配慮したエコやリサイクルもアイデアのネタになります。
消せる印刷は今後オフィスの主力製品の予感がします。
まとめ
この記事では、ありそうでなかった製品とその発想法を紹介しました。アイデアが特許になれば莫大な収入も夢ではありません。身の回りにアイデアのネタは転がっています。
ぜひ、ユニークなアイデアを形にしてください。
小林製薬さんなどは、参考になるアイデアの宝庫ですね。
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