感情がコントロールできない9つの理由

   

 

怒りっぽい人や不安になりがちな人は、感情をコントロールしようとします。ところが、感情というのは見えないのでコントロールが難しい。だから、感情をコントロールする方法を学びたい人が多くなります。しかし、実際にコントロールできる人は多くないようです。

ので、この記事では感情をコントロールする方法ではなく、コントロールできない理由について考えてみます。ダメな理由を知ることで改善できることもあるとの考えです。

 

 

感情がコントロールできないとどうなるのか?

 

最初に感情がコントロールできないとどうなるのか?ということを考えてみます。

代表的な例として、

 

・怒る・キレる

理性を失っている状態なので、何をするのかわかりません。場合によっては人を傷つけてしまうこともあります。しかし、いつまでも怒っているわけではないので、怒りが覚めた後に後悔をします。

 

・心配・不安

物事を過剰に心配したり、不安になると、多くのことが悪い方向に進みそうな気がします。実際、不安を抱えながら事に当たると、本来の力が発揮できません。

 

 

 

なぜ、感情がコントロールできず、人は怒るのか?

 

人が怒る理由は、自分の価値観に合わない場合です。自分の価値観に合わない行動をされた場合は相手に怒ります。また、自分自信が思うような生き方ができていない場合は、自分に怒ります。自分への怒りはモチベーションになる反面、自信を喪失させてしまうことにつながります。

厄介なのは不安です。自信のなさは、人生をマイナスの方向に導いてしまいます。

 

 

 

感情がコントロールできない理由

 

なぜ、人は感情をコントロールできないのでしょう?

それは、誤った信念を持ってしまっているからです。信念とは、自分が信じていることで、価値観の基礎になっているものです。この信念が感情に影響を及ぼすのです。

 

信念1:二元論

要は白か黒かをはっきりとさせたいということです。正義感の強さでもありますが、強すぎる人は人を許せなくなります。

たとえば、仕事は全力でやるものだという信念を持っている人は、有給をとる人を悪いと決めつけてしまうことがあります。

 

信念2:過度な一般化

自分の考えは社会の常識という考えのことです。この考えの強い人は、考えの違う人を否定してしまいます。

 

信念3:ネガティブ思考

ひとつのことがダメなら、人生すべてダメだと思うタイプの人です。特に大きな失敗を経験した人は、次も同じことが起こるのではないかと思いがちです。

 

信念4:他人の感情を読む

心理学を勉強した人などが、根拠が曖昧な決めつけをしてしまいます。この人の行動は、こうした心理背景が絡んでいるなど、決めつけて人を判断してしまいます。

 

信念5:自己関係づけ

私は不幸なのは母に愛されなかったからだというように過去に固執したり、物理的に関係のない物事を関連づけて大袈裟にしてしまいます。

 

信念6:擦り込み

学校や家庭で、「こうしなければならない」と教えられると、それが信念として定着してしまいます。たとえば、受験に失敗したら人生は終わりだという具合です。

 

 

なぜ、人は思い込んでしまうのか?

 

1:因果関係の誤認

関連付けの新年のように、単なる相関関係を因果関係だと誤認してしまいます。たとえば、ニコラスケイジさんの映画出演は増えるとプールでの溺死者が増えるというデータがあります。単なる相関関係なのですが、関連付けをする人は過剰に心配します。

 

2:データの誤認

コインの裏表のように、連続して片方が出れば、何かがあると思い込むことです。100回以上コイントスをすれば、裏表は同数に近づきますが、回数が少ないと同じ面が連続して出ても不思議ではありません。

 

 

3:刷り込みの誤認

学校や家庭、信頼する人から信念をすりこまれた場合は、それが真実であるかのように錯覚します。たとえば、祈ればガンが治るというような話です。

以上から、人はエラーを起こすものであることがわかります。この観点に立って、複眼思考での判断をすれば、エラーを防ぐことができます。複眼思考とは、別の可能性に目を向けるということです。

 

 

まとめ

 

この記事では、感情をコントロールできない理由について考えました。自分の特性を知り、感情をコントロールできない理由がわかることで対策を考えることができます。ぜひ、複眼思考で自分を感情を俯瞰して見てください。そこに突破口はあります。

 

 

 

 

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