部下に尊敬される話(朝礼)ネタ15選

   

 

「いい話をするなー」と部下に感心される。

そんな上司でありたいものです。しかし、部下のことを思うほど話が長くなること上司が多いのもよく聞く話。

いい話はセンスよく短くが基本。

いい話は、センスのいい例え話をすることが効果的です。特に、あまり知られていないたとえ話がよいでしょう。特に動物の場合は年齢性別を問わずに話すことができるので便利です。この記事では、朝礼でも使える話のネタを紹介します。

 

 

部下が壁にぶつかっている時に話したいネタ

 

1:ナマコとカニ

部下が苦手な人の対応に困っている場合に。

「漁師が船でナマコを獲っても、港まで運んでいる間にナマコは死んでしまいます。これでは新鮮なナマコを運ぶことができません。しかし、ナマコの群れにカニを1匹入れていきます。すると、カニはナマコの天敵なので、カニに食われまいとナマコが動いて生命力が上がるのです。」

苦手な人が逆に私たちの能力を高めてくれることもあるということを言いたい場合に使えます。

 

2:亀の歩み

がんばっているけど結果が出ない部下に。

「亀の歩みは遅いけど、着実に前に進みます。ウサギと亀の話でもコツコツと進むことの大切さを説いています。亀の特徴は後退ができないということです。ゆっくりでも前に進むとゴールに近づきます。」

部下のモチベーションを継続させたい時に使えます。

 

3:白鳥の足

要領のいい人を見て、落ち込んでいる部下に。

「白鳥は優雅に泳いでいるように見えますが、水面下で猛烈に足を動かしています。要領のいい人は見えないところで努力をしているのだという例え話。」

しかし、実際に白鳥は水に上手に浮いていて、足はそんなに動かしていません。ので、やっぱり要領がいい方が得なのかな?とオチをつけて、それでも「私は努力する部下が好きだ」とフォローしてください。

 

4:ノミの跳躍

やる気をなくしている部下に。

「ノミは30センチほどのジャンプ力があると言われています。体長が約2ミリのノミが30センチ飛ぶのですから、自分の身長の150倍です。

このノミをコップに入れて、ガラスで蓋をします。すると、ノミはジャンプするたびにガラスにぶつかります。結果、コップの高さもジャンプできなくなるようです。

このノミをもう一度コップよりも高くジャンプさせるために、別のノミをコップに一緒に入れることです。それにより「跳べなくなったノミ」は跳べる自分を思い出すのです。」

がんばっても意味がないと考えている部下に使えます。

 

5:像と小枝

力を出し切れない部下に。

「インドでは子象が逃げ出さないよう服従を教えるために、頑丈な木などにつないで遠くへ行けないようにするそうです。どんなに動いても気はビクともしません。そのうちに子象は何をしても逃げられないと思います。そうすると、成長した象を、折れそうな小枝につないでおいても逃げなくなるそうです。」

組織の中で、無理だと思うと本来の力が発揮できないと伝えたい時に使えます。

 

 

 

自分の強みを活かすネタ

 

7:金魚の体

自分の可能性に自信をなくしている部下に。

「金魚すくいでとってきた金魚は入れる水槽のサイズに合わせて小さいままの出ることも大きくなることもあります。同じ環境で育っても、水槽と餌によって、全く大きさが変わります。

ちなみに、10匹の金魚を同じ鉢に入れて、蓋をします。1箇所だけから餌を与えます。蓋をしているので中の様子は見えません。さて、1年後にどうなっているでしょうか?

1匹が大きくなり、他の金魚はそのままのサイズということです。

当然、最初は違いがないわけです。

しかし、

ほんの少しだけ、賢かったり、

ほんの少しだけ、すばしっこかったり、

ほんの少しだけ、当たりが強かったり、

この違いが餌を取る力になるのです。最初は少しの違いですが、大きくなっていけば、力の差はもっと広がります。」

 

 

8:雑草が生える場所

自分らしく生きたいと悩んでいる部下に。

「アスファルトに雑草が生えていることがあります。雑草はたくましいと思いますが、実は、森の中では雑草は生えにくいそうです。自分よりも大きな木が日光を遮り、水分を吸収してしまうからだと言います。

実は、他の草は生えてないところに生えるのです。まさに自分の強みを活かしていると言えます。」

力がなければ力をつけようと努力するだけでなく、環境を変える必要もあるという話。部署異動の時になどに使えます。

 

 

9:鈴虫の羽

やらなくてもいい仕事をしている部下に

「鈴虫には、本来4枚の羽があります。しかし、成虫になると前の2枚を残し、後ろの2枚は抜けます。綺麗な音を出すためには、2枚が不要になるようです。」

余計なものを捨てることで、素晴らしい仕事ができるという例えとして使えます。

 

 

10:フグの毒

仕事ができない部下に。

「フグは早く泳げるわけでもないし、体が大きなわけでもありません。しかし、他の魚から狙われることは少ないようです。これは猛烈な毒を持っているからですね。フグは毒で自分を守るのです。一芸は身を助けます。」

たった一つでいいから強みを見つけようという話を伝えたい時に使えます。

 

 

変化するリスクを恐れないネタ

 

11:キリンの首

変化を恐れる部下に。

「キリンの首は高いところにある葉っぱを食べるために長くなったと言われます。それの理由なのですが、草原で生き残りためには早く走ることが必要です。そこで早く走るために足が長くなりました。それでは、水が飲めないので、首が伸びたという説もあります。」

変化することで生き残るという例えに使えます。

 

 

12:違う形に変化する生物

保守的な考えの部下に。

「おたまじゃくしはカエルになります。蛹は蝶になります。これらの共通するのは、全く違う形になっているということです。多くの生物は、子供がその形を残して大人に成長します。中には、全く違う形になる生物もいるのです。」

今のままの未来を想像するのか、全く形を変えて違う自分になるのかという例えに使えます。部下の見る世界を変えてしまうほどパワフルです。

 

 

リーダーシップを発揮させたい時に使えるネタ

 

13:イワシの群れ

右に倣えの部下に。

「イワシは群れで動きます。小さなイワシが大きな魚に対抗する手段です。その特徴は、柔軟に動くということです。群れになって動きが鈍ければ、逆に餌食になってしまいます。」

大企業病を改革したい時に使えるネタです。

 

14:渡り鳥のV字飛行

チームワークを乱す部下に。

「渡り鳥が空を飛ぶ時にアルファベットのV字形で隊列を組むことがあります。これはエネルギーを節約してより長い距離を飛ぶためだといわれています。

斜め前方の鳥が起こす気流を利用することができるので、エネルギーが節約できます。逆に先頭の鳥はエネルギーを消耗します。

V字の先頭がリーダーではありません。先頭は入れ替わるのです。体力を消耗した鳥は後ろに下がって体力のある鳥が前を飛ぶのです。」

人をサポートことでチーム力が上がるというネタに使えます。

 

 

謙虚さを忘れて欲しくない時に使えるネタ

 

15:クマムシ

独りよがりになっている部下に。

「クマムシは地球上で最もたくましい動物と考えられています。この小さな生物は、凍えるような寒さや長期の渇水、大量の放射線に耐えられるだけでなく、知られている限り、真空でも生き延びられる唯一の動物です。

ゲノム解析の結果、全く異なる複数の生物界に由来するDNAが含まれることが判明しました。その大部分は細菌(16%)のものだが、菌類(0.7%)や植物(0.5%)、古細菌(0.1%)、ウイルス(0.1%)のDNAもあったそうです。

動物のゲノムにこれほど多くの外来遺伝子が組み込まれているとはありません。

クマムシは遺伝子の「水平伝播」によって外来DNAを獲得します。通常は親から子にDNAが受け継がれますが、水平伝播は異なる生物の遺伝物質が直接取り込まれる現象です。」

人のいいところを謙虚に受け入れることで、最強のビジネスマンになるという例えに使えます。

 

 

まとめ

 

この記事では、部下に話してあげたい15の例え話を紹介しました。例え話は、わかりやすく印象に残りやすいのが特徴です。心に響いた話を部下はいつまでも覚えているので、上司への尊敬が続きます。ぜひ、参考にしてください。

 

 

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