3つの種類の弱点と4つの克服方法

      2022/09/29

 

あなたの弱みはどんな点でしょうか?

そして、あなたはその弱みにどう対処しているでしょうか?

どんな人にも強みと弱みがあります。

よく強みを伸ばせばいいと言われますが、弱点はほっておけばいいのでしょうか?

それとも、弱点は克服知る必要があるのでしょうか?

この記事では、弱点の対処方法について考えます。

 

弱点とは?

 

弱点とは自分の弱い部分のことを言います。人との比較で弱点とされるものと、自分のスキルを活かすための課題となるものに分類することができます。

この弱点に対して、どのように対処をすればいいのでしょうか?

何事も時間の制約があるので、強みに集中するのか、弱点の克服に時間を使うのか。

方法論について考えて見ます。

 

弱点とは、強みがあって浮かび上がるもの

 

最初に知っておかなければならないのは、弱点とは強みがあって成り立つものです。

たとえば、格闘技では作戦、攻撃、防御というフェーズがあります。昔、圧倒的な攻撃力でヘビー級の世界チャンピオンになったボクサーがいました。彼のスタイルは顎を守りながら、体を左右に振って、相手に近づき、強烈なパンチを叩き込むという一択でした。自分よりも大きな男をなぎ倒しましたが、彼が破れたのは、自分と同じような背格好で、防御がうまく、動きの速い選手でした。

攻撃力という強みはあったから、防御が彼の弱点だということがわかったのです。

もし、彼が攻撃力も防御もなく、作戦すらも立案できなかったとしたら、ボクシングをやらないほうがよかったという話になります。このように、弱点とは強みがあって生まれるものです。強みがない場合は、何もうまくいかないということになります。

 

弱点の種類

 

次に弱点の種類について考えます。弱点の種類は次の3つが考えられます。

1:スキル

スキルとは技術のことを言います。ボクシングであればパンチの打ち方や避け方になります。スキルが弱点である場合の克服方法は、反復練習を繰り返すことが効果的です。勉強であれば問題を解く回数を増やし、営業であれば、顧客との面談回数を増やすことになります。

2:知識

知らないことは、存在しないことと同じです。知識がないことが弱点になっている場合は、勉強をしなければなりません。

3:メンタル

本番に弱いというメンタルが弱点になっていることもあります。本来の力を発揮できないというのは、大きな損をしていることになります。メンタル強化には、科学的なノウハウがあるので、取り組んでみる価値があります。

 

弱点の克服方法

 

弱点を克服するにあたって、弱点の特徴を考慮する必要があります。弱点には次の4つのパターンが想定されます。

1:克服しても平均以下

弱点を克服しても平均以下にしかならない場合、その弱点の克服方法は平均レベルに引き上げる程度が利口だと言えます。先に紹介をしたボクサーのように圧倒的な攻撃力がある場合は、攻撃力を磨くことに力を入れて、防御は致命的な攻撃をもらわない程度にしておく方が総合力は上がります。

しかし、克服をしても平均以下にしかならない場合は、無視をする方がいいでしょう。

勉強でも、理数系が苦手な人は、文系を目指す方が得策であることは誰にでも分かりますが、苦手な仕事をやり続けている人は少なくありません。

2:克服すれば強みが生きる弱み

弱点を克服することで、強みが生きるなら、その弱点は克服するべきでしょう。攻撃を伴う防御であるなら、弱点の克服に時間を使う方がいいと言えます。

勉強の場合、英語が苦手でも、試験の配点が多い場合は、弱点を克服しなければなりません。

3:どうなるのかわからない

弱点を克服しても、どうなるのかわからないこともあります。その場合は、まずは弱点の克服をやってみる大切でしょう。そこで、手応えを掴むことができれば、継続すればいいし、成果が見えなければ止めればいいのです。意外な才能が発見できるかもしれません。

4:弱点だとも思っていない

人から指摘されているのに、自分では弱点だと思っていない弱点もあります。これは大きな問題になることがあるので、まずは自覚をして克服に取り組むかどうかを考えましょう。

 

まとめ

 

この記事では、弱点の克服方法について考えました。弱点は強みの裏返しでもあります。弱点にばかり目をやるのではなく、強みを活かすために弱点の強化を考えてはいかがでしょうか?

 

 

 

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