ブランド人とは?ブランド人になるための4つのステップ

   

 

「サラリーマンも安全ではない」と言われはじめてからずいぶんと長い時間が経ちました。経済が停滞し、リストラなどで職を失ったサラリーマンもいます。しかし、全体から見れば少数でしかなく、多くのサラリーマンが仕事をなくしたわけではありません。

しかし、これからは自体が変わります。Aiの進化により、多くの作業は人間がやるよりもコンピューターの方が圧倒的に早く、確実な時代がやってきます。

サラリーマンも、尖った仕事をしなければ、職を失う可能性があります。トム・ピーターズの『ブランド人になれ』が日本で発売されたのが2000年。20年後に、その時代がやってきました。

この記事では、「ブランド人」について考えます。

 

 

ブランド人とは?

 

「年功序列、終身雇用の崩壊。そして副業解禁。

会社にぶら下がるクソサラリーマンはいよいよ終わる。

会社の看板より個人の名前で活躍するブランド人の時代が到来だ」

 

この言葉は、田端慎太郎さんの著書『ブランド人になれ! 会社の奴隷解放宣言』の宣伝文句の一部です。サラリーマンの危機を煽る情報は多数ありますが、それでも、ほとんどの人はサラリーマンとして飢え死にすることなく生活をしています。長らくブランド人になろうと言われつつも、ブランドがなくてもそれほど困らない状況が続いてきました。

 

ところで、ブランド人とはなんでしょう?

端的に言えば、自分の名前で仕事をする人のことです。ブランド人になれば、先端企業からヘッドハントされることもあり、個人の名前で仕事が舞い込むようになります。SNSでブランド人が多数出現しています。

そんな中で、個人情報が・・・とか副業が禁止されているから・・・というのは少々古い考えかもしれません。

 

 

今度こそ、ブランド人が必要になる理由

 

長らく、企業は成長することを前提に人材の採用を続けてきました。しかし、成長が止まるどころか、急激な業績の悪化で、これまで採用をしてきた社員を雇用し続けることができなくなりました。いわゆるリストラです。

しかし、景気が持ち直すに従い、違った問題が出てきます。今度は「人手不足」です。特に中小企業では採用が難しく、個人への負担が大きくなっています。有効求人倍率は全国平均で1.63(2019年1月)ですから、慢性的に人が足りない状態が続いていることになります。

 

 

今後、経営者はどう考えるか?

 

人手不足の企業の経営者は、これからどう考えるでしょうか?満足できない人材を採用して失敗を重ねてきた経営者が考えるとことは2つになると思います。

 

1:外国人の雇用

2:Aiとロボットの導入

 

ロボットに仕事を任せることができれば、人に関するストレスから解放されます。文句も言わずに、24時間仕事をして、ランニングコストも安くなるとしたら、人間を雇用する必要がなくなります。特に、受付業務など、機械的だと言われている仕事は本当に機械に変わられます。大手銀行でも大幅なリストラが計画されていると言われますが、当然のことでしょう。

低金利で利益を出すのが難しくなるほど、近すぎる支店の乱立と、「いらっしゃいませ」というだけの社員は雇用することはできません。本当にAiに仕事を奪われる時代になりました。

ヘッドハントされたり、独立して仕事をするレベルでなくても、ブランド人になる必要がある時代になりました。

ここからは、ブランド人になる方法について考えます。

 

 

ブランド人になる方法1:結果を出す

 

何はともあれ、仕事で結果を出すことです。

例えば、チームのメンバーに慕われている高校の監督がいます。父兄からも尊敬されています。地区大会の1回戦を突破したことがないとしたら、人間的に尊敬されても評価はされません。やはり、甲子園に出場できる監督がブランドなのです。

サラリーマンでも同じです。一生懸命に仕事するだけでなく、どんな結果を出したのかがとても重要になります。

 

ブランド人への第一歩は結果を出すということです。

結果とは数字です。「リクルートNo1営業」という肩書きの人が多いのはこのためです。

 

 

 

ブランド人になる方法2:自分をパッケージ化する

 

結果を出したら、自分をパッケージ化します。自分は何をする人なのかを人に伝えるということです。

営業、エンジニア、財務など、自分の専門分野を明確にすることで、あなたに仕事を任せたらどんな結果を出すのかがわかるようにします。

どんな商品にもパッケージがあります。同じように、自分のパッケージを作るのです。例えば、「営業の天才」というように。

 

 

 

ブランド人になる方法3:自分をコンテンツ化する

 

自分のパッケージができれば、情報の配信をします。幸いに昨今は、SNSが流行し、個人が無料で情報を配信できる時代になりました。

ぜひ、自分をコンテンツ化しましょう。

自己紹介、持っているノウハウ、人脈、仕事の実績、夢など、どんどん配信していきましょう。あなたの商品はあなた自身です。

 

 

ブランド人になる方法4:自分を売り込む

 

自分を売り込むというと尻込みする人がいるかもしれません。しかし、マーケティングやセールスを抜きに売れている製品はありません。転職の面接なら、採用されるかどうかでなく、自分が希望する条件で採用されるということです。

 

 

まとめ

 

ブランド人になるとは、自分を経営するということでしょう。あなたの最大の商品はあなた自身です。人が驚くような仕事をして、噂の男、噂の女になれば、あなたはブランド人です。

 

 

 

 

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