相手と心を通わせる言葉がけの7つのルール

   

 

人と人が心を通わせる最も強力なツールは言葉です。相手にどんな言葉をかけるのかで人間関係は良くも悪くもなります。それだけでなく心を通わせることができれば、相手はあなたの支援者にすらなってくれます。

心を通わせる言葉にはルールがあります。この記事では、相手と心を通わせる言葉がけについて考えます。

 

 

ルール1:好印象を与える言葉がけ

 

言葉がけで好印象を与えることができるのは挨拶です。出会って最初にかける言葉は挨拶です。

「おはようございます。」「こんにちは。」「はじめまして」「いらっしゃいませ。」など、最初のひと言を元気よく発すると好印象を与えることができます。

挨拶は、相手の目を見て言葉をかけることが大切です。また、笑顔であることも大きなポイントです。

 

 

 

ルール2:距離を近づける言葉がけ

 

親しくなろうと思うと、相手との距離を近づける必要があります。初対面の場合、挨拶の後はお互いに相手がどんな人なのかを探ります。いきなり自己PRをするのは鬱陶しがられます。

 

相手との距離は近づけるコツは、さりげなく褒めるということです。褒められて嫌な思いをする人はいません。とは言え、相手のことを知らない時に褒めるのは難しいとお感じかもしれません。こうした場合に褒めるのは持ち物が無難で効果的でしょう。男性の場合は時計、女性の場合はネックレスになります。

 

「素敵な時計ですね。」「素敵なネックレスですね。」

相手が「そうでもないですよ。」と言ったら、「とてもセンスがいいと思います。」と返しましょう。

 

 

 

ルール3:相手を喜ばせる言葉がけ

 

嬉しいことを言ってくれる人を嫌いになる人はいません。距離が近づいたら、相手が喜ぶような話をしましょう。

相手を喜ばせる言葉がけのポイントもあります。それは、特別感を提供することです。

端的な話、「あなただけですよ」という言葉に人は弱いのですが、初対面でこんな話をするのは怪しく思われます。そこで、「特別な雰囲気をお持ちですね。」と言うのが効果的でしょう。

大抵の場合、相手は「そんなことはないですよ」と謙遜するので、「すごく仕事ができそうに見えます。」「人間的に立派に見えます。」と言えば、過度なお世辞にはなりません。

 

 

 

ルール4:信頼される言葉がけ

 

言葉がけの目的は、相手との距離を近くして、信頼関係を構築することです。信頼される秘訣は、自分は役に立つ、有能な人間であること認識されることです。

相手のことを褒めて、距離が近づくと、相手はあなたのことを聞いてきます。「どんなお仕事ですか?」と言う具合です。名刺を渡している場合は、「・・・をなさっているのですか?」と聞かれるでしょう。

こうした場合、「・・・でご用でしたら、必ずなんとかします。」と言うと、実力者であることがアピールできます。

「なんとかします。」というのは、頼りになる印象を与える言葉なのです。

しかし、営業的に焦って、先走ってしまうこともあります。その場合は、「余計なことを話してしまいましたね。」と言えばいいでしょう。

 

逆に、おすすめしないことで特別感を感じてもらうこともできます。

相手があなたに興味があると示した場合でも、「ここではきちんとお話をお聞きできませんので、改めてお話をお聞かせください。」という言葉も信頼を生みます。

 

 

 

ルール5:気づいてもらう言葉がけ

 

言いにくいことを言わなければならないこともあります。

こうした言葉がけは、親しい人との間で起こります。もっとこうして欲しいと言うことを直接言えない場合は、少々遠回しの表現を使います。特に、相手が目上に人やお客様の場合は特に配慮する必要があります。

 

「・・・でも、こんなことがあるんですね。」

こうして、相手に気づいてもらい言葉がけが有効でしょう。

 

 

 

ルール6:協力して欲しい時に使う言葉がけ

 

 

実際に相手に協力をしたり、協力をしてもらいたい場面もあります。こうした場合は、直接的な言葉がけがいいでしょう。

「力を貸してください」

協力をしたい場合は「一緒に仕事がしたい」が効果的です。

また、関係性を深めたい場合は、「教えてください」と言えばいいでしょう。

 

 

 

ルール7:自分を大切にする言葉がけ

 

言葉がけは相手への配慮を示すものです。しかし、相手への配慮に気を使いすぎて、自分が疲弊してしまっては意味がありません。そこで、最後に自分にかける言葉の重要性をお話しします。

 

たとえば、「つかれた」「なんで私が」と考えていると、脳はこうしたネガティブな情報をインプットして、脳内のネットワークを太く高速化してしまいます。すると、ポジティブなイメージの回路が細く低速化します。

 

ネガティブな言葉はネガティブなイメージを大きくしてしまいます。自分にかける言葉は、自分を大切にできるポジティブなものにする方がいいでしょう。

 

 

 

まとめ

 

この記事では、ビジネスの現場で相手と心を通わせる言葉がけについて考えました。言葉が相手とのコミュニケーションを円滑にする強力なツールです。日頃から言葉のかけ方に注意し、仕事をやりやすい環境を作ってください。

 

 

 

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